2010年7月24日土曜日

SAPIO_新チャイナリスク


●内容

【SIMULATION REPORT】
〈不動産過熱、人民元切り上げ、中国株の行方、そして労働者スト……ユーロ危機より怖い〉新チャイナ・リスク襲来

・現地取材 
写真で見る臨界点に達した不動産過熱「バブルに歪んだ中国(珍)百景」

・恐怖データ 
人民元“増刷”バブルがコントロールを失い、いよいよ秒読み「中国発巨大不況」が暴発する

・ストライキ 
反日世代が火をつける労働者スト・賃上げでもはや中国は「世界の工場」ではなくなった

・中南海権力闘争 
胡錦濤、温家宝、習近平……「経済」を「政争の具」にする中国共産党幹部たち

・中国株の行方 
カリスマ投資家が売りか買いかで大バトル 沸騰中国バブルをめぐる「二人のジム」論争

・疑惑の経済指標 
GDP成長率9.1%の実態は4.2%! 「偽装」経済統計が招く超弩級チャイナ危機

・犯罪大国 
警官が地上げ、市議会議長が愛人を爆殺 膨張する「凶悪犯罪バブル」はここまでヒドイ

・暴走する軍拡 
「吸血鬼」と批判されても大艦巨砲主義を突き進む超軍事大国化という悪夢

・日本人の知恵 
「豊岡鞄」「倉敷ジーンズ」「愛知ホーロー鍋」ほか中国商品に勝つ日本製品のつくり手たち

・緊急レポート スクープ入手!
「幻の李鵬日記」に描かれたトウ(登に「こざとへん」)小平VS趙紫陽「天安門事件」の真相

〈遺骨収集「感動秘話」〉
フィリピン上空で相まみえ散った2人の戦闘機乗りを結びつけた68年後の絆

シリーズ決断 第1回 アサヒビール社長/泉谷直木
「私は現場主義。トップの率先垂範で社員を桃太郎軍団へと変革していく」

〈米「iPad」、「キンドル」人気で喧伝される電子書籍ブーム「5つの幻想」を排す!〉
「本が無くなる」なんて誰が言った!?

「ハーバード白熱教室」からの熱風

・解説者登場 
毎回1000人もの学生が参加する「ハーバード白熱教室」はどこが凄いのか

・本人直撃 
マイケル・サンデル教授「エネルギーと知的好奇心に満ち溢れた学生に私も感銘を受けている」

・[日本にも「白熱教室」があった]
〈早稲田大学水曜3限〉講師が涙を流し、学生がプライベートを臆せず赤裸々に語る講義はこうしてつくられる!
〈東京大学水曜5限〉「テレビや新聞を疑え」「自分の目と心で思考せよ」……講師と学生の静かな真剣勝負を見よ
〈千葉大学火曜2限〉「龍馬の脱藩は是か非か」「同性結婚を認めるべきか」……回を重ねるごとに議論は過熱する

・まるわかり 
「世界大学ランキング1位」ハーバード大学の実力・歴史・資金力・卒業生――すべて公開

・スペシャル鼎談 
勝間和代×浜田宏一×若田部昌澄「ハーバード大やイェール大にあって東大に足りないものは何か?」

ヒット商品は主張する~だから売れた、これから売れる~ 
第1回 い・ろ・は・す(日本コカ・コーラ)


●概要


◯美人スパイ逮捕について元夫の証言の検証
夫の話の中には妻の父が元KGBであることを本人から聞き、ロシア語でロシア人と秘密接触が露見するなど稚拙な面が多かった
こうした点は眉に唾をつけて聞くべきであり、本質を見誤る


◯ロシアの声
旧モスクワ放送。ロシアは宣伝謀略手段として「ロシアの声」を重視している
この放送を通じ、諸外国のインテリジェンス専門家に何が起きているのか、ロシアの認識をさり気なく伝える


◯ロシアスパイ、米に逮捕の件のロシアの見解
「今回はこちら側に行き過ぎたことがありました。国際テロという共通の敵もいますので協力していきたい。
大人の対応で事態を穏便に処理しましょう」


◯調査報道とベンチャー系メディア(米)
大手メディアが予算削減の中で調査報道を減らしている中、ベンチャー系メディアによる調査報道が注目されている
まだ寄付によって資金をまかなっている状態だが、今後どこまで増えていくのか注目のところである


◯アサヒビールの今後の人材
今後の人材は金太郎飴のように誰も彼も同じ人ではダメ
桃太郎軍団のように、家来、主人が役割を持っている集団を目指す


◯ビールの温度
従来は4~6度が飲み頃としてきたが、新しい提案として、氷点下での飲酒を提起


◯アサヒビール社長の考え
消費者の求めるものは常に変わっており、その変化に気づかなければならない
そのへんかは現場に行くことにより分かる。
幹部を引き連れて大名行列のように訪ねても意味はない。
経営者は臆病であっていい



◯いろはすの魅力
軽さ→従来の25Kgから12kgまで軽量化
触感→薄さから中の水の感触がわかる
音→空きボトルをしぼる独特の音
潰すときの独特の音がエコに参加しているという「エコのアクション化」に繋がる
その潰す感触を手が記憶し、再度購入させる


◯コロンビアネクタイ
喉を切り裂き、裂け目から下を引っ張り出す残虐な殺し方。コロンビアマフィアが多用


◯スポーツとマフィアと賭博
大リーグでは八百長問題、野球賭博等数々の問題があった
大問題になったが、おかげでマフィアは一掃されたという


◯電子書籍の市場規模(米)
紙媒体:2兆5000憶
電子媒体:290憶
代わりになるには差はあまりにも多すぎる


◯日本の電子書籍
市場規模は400億
しかしこの中にはケータイ小説は含まれておらず、そのカテゴリーを含めば相当な規模になる


◯米人の本の値段
ハードカバーで2200~2700と日本より高額。
だからこそキンドルの10ドルに飛びついた


◯アメリカ人の本の読み方
読んだら捨てる。だから本の紙質や表紙にはこだわらない
また、ビジネスマンは日本とは違い、通勤中の車内でオーディオブックで本を聞くので電子端末に移りやすかった


◯キャズム理論
ハイテク商品を買う層は次の5層
①イノベーター:新しいもの好き
②アーリーアダプター:最先端技術で相手を出し抜く
③アーリーマジョリティ:実用性重視
④レイトマジョリティ:みんな使っているから使う
⑤ラガード:全く使わない
②と③の間には大きなキャズム(溝)があり、このキャズムを超えれば大ヒットとなる


◯電子書籍と紙
めくる楽しさは電子書籍にはなく、終わりまでの厚みも楽しめない
紙の楽しみを超えることはできない
しかし、電子書籍にしかできない検索もあり、一長一短である


◯活字離れ
本が売れないから活字離れなのではない。
ケータイやネットなど文字情報に触れるメディアが増えただけ


◯共産党とスト
社会主義では労働者は企業の主人という公有制経済
そこに新しい労働組合ができるのは、社会主義を完全否定する


◯中国で増加する日系企業スト
日系企業は狙いやすい
中国の企業でストをすれば、解雇後の就職は不可能


◯中国トップの伝統
党総書記は外交と軍事を担当
首相は内政、経済を担当


◯ハーバード白熱教室
NHkで放送されたハーバード大学の講義の映像
そのキモ「対話型講義」


◯ハーバード白熱教室の特徴
・世界一のハーバード大学の講義だということ
・対話型講義だということ
・「政治哲学」という抽象的テーマを具体的イメージの持てる事例で議論される


◯白熱教室の条件
・大人数の学生が出席する講義
・学生たちの積極的な発言がある
・教師側の工夫と熱意
・学生の意欲と準備
・現代で問題となっているテーマを取り上げている


◯ビジョナリー・リーダー
将来を見通す洞察力を持ったリーダー
日本の正解ではビジョナリー・リーダーを育てるシステムはない


◯リーダーの育成
世界的企業はリーダーの育成に1000憶かける
日本のように「職能教育」だけを受けたリーダーは必要ない
若い時から様々な部署を経験し、会社全体を見渡せるリーダーを選抜する
例:GE、サムスン


◯最小不幸社会
菅直人首相が目標に掲げるスローガン
そもそも民主主義は「最大多数の最大幸福」を選択するシステムでは?


◯国際協力銀行(JBIC)
ODAの実務を取り仕切る政府系金融機関
現在、日本公庫の国際部門として存続している

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